WORKS施工実績

吉原川広渡排水機場水門(福岡県遠賀町)
ステンレス製ローラーゲート W11.0m x H3.56m 2門
ステンレスは錆びに強く数十年経っても現役の施設も珍しくありません。上下する扉の横についているローラーで滑らかに開閉します。2018年7月竣工。

吉原川広渡排水機場除塵機(福岡県遠賀町)
背面降下前面かき揚げロータリーレーキ式除塵機 W5.4m x H3.7m 2基 / W4.5m x H6.3m 1基
除塵機は水面のゴミを受け止め、地上に集める機械。ポンプがゴミを吸い込んで壊れないために、主に排水機場の前に設置されます。2019年7月竣工。

柳生井堰(福岡県糸島市)
魚腹式転倒ゲート W19.59m x H3.07m 2門
乗富鉄工所が手掛けた最も大きい水門です。錆に強いステンレス製で扉の横にあるアームで押し上げることで扉が起き上がります。2023年6月竣工。

西隈井堰(福岡県那珂川市)
鋼製トルク軸式起伏ゲート W18.5m x H2.3m 2門
農地に水を引き込むためのゲート。通常は扉は水没していますが、田植えの時期になると扉を立ち上げ、上流から水を引き込みます。2015年3月竣工。

上井手水門(福岡県広川町)
横主桁式鋼製起伏ゲート W12.5m H2.92m 2門
このタイプの水門には上流の水位が一定以上になると自動で傾き、氾濫を未然に防ぐ機能が付いています。起伏ゲートは転ぶように傾くから転倒ゲートとも呼ばれます。2022年3月竣工。

早見地区SR堰(福岡県宇美町)
ステンレス製ゴム袋体支持式鋼製起伏ゲート W21.4m x H1.0m 1門
ステンレス製の扉をその下のゴム袋を膨らませる事で駆動させるゲートです。金属とゴムを組み合わせることで経済性と堅牢さを両立しています。2020年3月竣工。

小坪水門(福岡県柳川市)
フラップ付２段ローラーゲート W11.7m x H2.15m 2門
乗富鉄工所の本社のすぐ近くにあるこの水門は柳川北部の治水の要。通常は閉まっており農業用水を溜めていますが、大雨の際には開門して柳川北部の水を沖端川に流し洪水を防ぎます。1994年3月竣工。

冲端地区陸閘ゲート(福岡県柳川市)
ステンレス製引戸式陸閘ゲート W4.0m x H1.0m 1門
柳川市の景観地区にある水門。増水時の高潮で塩水が掘割に入り込むことを防ぎます。柳川市でよくみられる「なまこ壁」の模様があしらわれています。2003年10月竣工。

二丁井樋 北町樋門/石場樋門(福岡県柳川市)
スライドゲート W1.3m x 1.1m 1門/ W1.5m x 1.2m 1門
柳川市の川下りコースの最終地点にあり掘割の水量を調整する２つの水門。男井樋・女井樋の愛称でも親しまれており、毎年２月に開門し川下りコースの水を抜いて堀割を清掃する「堀干し」が行われています。2007年3月竣工。

沖端川左岸４号陸閘門(福岡県柳川市)
アルミ合金製引戸式陸閘ゲート W9.0m x H1.2m 1門
海に近い堤防沿いにあるのが引き戸式陸閘ゲート。通常は開いていますが、高潮の際に閉門して塩水が農地や住宅地に流れ込むのを防ぎます。2018年3月竣工。

藪町調整堰(福岡県大川市)
フラップ付２段ローラーゲート W8.6m x H2.9m 1門
大川市の遊歩道沿いにある水門。景観にマッチした美しい煉瓦造りの建築の中には水門を動かすための操作設備が収められています。1996年6月竣工。

小森野排水機場(福岡県久留米市)
ゲートポンプ 1門 W3.0m x H3.0m 1門
ゲートとポンプが一体になった強制排水ができる水門。ゲートを閉めた状態でポンプを駆動することで、河川が増水している状態でも水路の水を河川に排水することができます。1997年3月竣工。

井田地区井堰改良(福岡県糸島市)
鋼製門柱式スライドゲート W0.7m x H0.6m 1門
乗富鉄工所では小さなゲートも多く手掛けています。幅１ｍに満たないこのような水門は「座布団ゲート」とも呼ばれ親しまれています。2022年3月竣工。

荷原川護岸工事50工区(福岡県朝倉市)
鋼製フラップゲート W5.5m x H1.5m 1門
水路の水を河川に排水しますが、河川の水の水路への逆流は無動力で防ぎます。一方通行の弁のようなイメージです。令和4年6月竣工。

松浦川オートゲート(佐賀県武雄市)
ステンレス製オートゲート W1.0m x H1.0m 1門
オートゲートとは水位が一定以上になると無動力で開閉する水門。上部のウエイトにより開閉のポイントを調整します。2022年2月竣工。

三池干拓ポンプ(福岡県みやま市)
水中渦巻ポンプ(着脱式) 口径 200mm 2台 / 口径 300mm 2台
水路から水をくみ上げ農地に水を供給するための水中ポンプ。写真中央のスクリーン部から水を取り込みピット内の水中ポンプで水をくみ上げます。2021年3月竣工。

水管橋(福岡県柳川市)
口径 200mm 1基
水管橋とは文字通り水が通る管。ポンプで汲み上げた水をパイプラインのように広い農地に供給します。乗富鉄工所は筑後地方を中心に数千本もの水管橋を手掛けてきました。

伊万里螺旋階段(佐賀県伊万里市)
螺旋階段 2基
螺旋階段は中心の円柱に１枚ずつ踏板を溶接して作っていきます。3次元的に組立てるため高度な技術が必要です。2023年3月竣工。

三角水門（福岡県うきは市）
後付け水門自動遠隔化装置「水門ボット®」1基
手動の水門に取り付けるとこで自動・遠隔化できる装置。自動化ベンチャーの株式会社オートマイズラボ様と共同で実施しました。2023年4月竣工。

高良１区樋管(福岡県久留米市北野町)
後付け水門省力化装置「スイモンアタッチメント」1基
手動のスピンドル式立型開閉機に取り付けることでラクな姿勢で開閉できるようにする装置。乗富鉄工所により特許出願中です。2022年3月竣工。

AWT BAR (東京都南青山)
建築家・山田紗子氏が設計した東京のアートコミュニティを体感できるコミュニティスペース「AWT BAR」。2023年アートウィーク東京の期間限定で出現した社交場を、株式会社鎚絵と力を合わせて作り上げました。乗富鉄工所ではパイプの複雑な曲げ加工を担当しました。写真提供：Courtesy Art Week Tokyo

浦山公園モニュメント(福岡県久留米市)
久留米市の「浦山公園」内のオブジェは、デザインから製作まで担当しました。勾玉が出土した土地にちなみ、デザインのモチーフは耳環。カメレオン塗装も目を引くオブジェになりました。 1999年10月竣工。

山王歩道橋(福岡県柳川市)
もともとの老朽化に加えて、衝突事故による破損で、約半年間かけて補修工事から塗装まで実施した柳川市の「山王歩道橋」。歩道橋は、新設・補修いずれの工事にも対応しています。2021年10月竣工。

柳川市役所前バス停(福岡県柳川市)
台風で破損した市役所前のバス停をリニューアル。ベンチは関光卓氏(Gate Light Design)によるデザインです。2021年9月竣工。

ムツゴロウランド人道橋(福岡県柳川市)
柳川市のキャンプ場にかかる人道橋。橋を渡ると堤防から有明海の絶景が見渡せます。橋梁メーカーなどと協力して施工しました。2018年3月竣工。

柳川市文化会館人道橋(福岡県柳川市)
「柳川市民文化会館」にある人道橋。公園の景観に溶け込むナチュラルな色調のデザインになっています。橋梁メーカーなどと協力して施工しました。 2022年3月竣工。

照明フレーム(福岡県大川市 ElegantWoodオフィス)
オフィスの天井照明フレームをオーダーメイドで製作しました。ヘアライン仕上のステンレスを使用しています。2023年8月竣工。

油圧プレス機(福岡県柳川市)
水門を製造する際のひずみを修正する『油圧プレス機』は、1990年代に創業者が発明。加圧部が前後左右に動き、スムーズに作業できます。ほか、本体が自走する移動式プレス機もあります。

まとめてUFO(福岡県柳川市)
水産加工現場でコンテナを船から陸へ水揚げする際、ワンタッチで複数のコンテナを吊り上げることができる『まとめてUFO』。電気を使わない装置です。（特許第6739021号）

ラクルリン(福岡県柳川市)
地元の味噌屋さんからのオーダーに応えて作った搬送装置『ラクルリン』。重さ40kgの樽を女性の力でも楽に運ぶことができ、樽を回転させて内容物を投入することもできます。電気を使わない装置です。

味の素九州工場
『味の素 九州工場』では、当社の社員が常駐してポンプや配管のメンテナンスや修理を担当し、毎年、100台以上のポンプや機械のオーバーホールも実施。当社の創業期からご依頼いただいています。

カントリーエレベーター(穀物貯蔵施設)
主に九州北部のカントリーエレベーター（穀物貯蔵施設）の補修、機械の製造・設置、メンテナンスを実施しています。収穫期には24時間体制で故障対応を行い地域の農業を支えています。

建設機械部品
強度が求められる建設機械の部品を受託製造。しっかりとひずみを取って仕上げる水門メーカーならではの技術が活きています。この部品が使われた製品は、世界中へ輸出されています。

家具フレーム(関家具 アトリエ木馬 NR鉄脚シリーズ)
家具用のアイアンパーツとして、一枚板のテーブルを支える脚を製作しました。家具メーカーがイメージするデザインを受けて、この脚部分の設計・試作段階から協力しています。